レノファ山口FC

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PREVIEW

中断期間で高めたレノファスタイルを披露する一戦!

攻守に新風を吹き込む新戦力や若手に注目!

 

3週間ほどのブレイクが終わり、J2リーグが再開する。レノファ山口FCはまず静岡県藤枝市で藤枝MYFCと対戦し、その後は少しイレギュラーな日程となって、8月11日にホームでヴァンフォーレ甲府と、さらに中4日でベガルタ仙台と対戦する。

 

中断期間で新加入選手の融合が進んでおり、前線では厚みのある攻撃を見せられそうだ。スピードのある31.草野侑己の特徴は既存戦力が十分に理解し、練習からもチャンスの質が向上。新たに98.アレフ フィルミーノが加入したことも刺激となり、FW陣は既存戦力を含めて良い競争意識の中で切磋琢磨できている。

19.山本駿亮は「(FWの新加入は)既存の選手にとっても燃えるものがあるし、新加入選手も集中して練習できている。お互いにぶつかりあって競争が高まってくると思う」と話して練習から積極的にゴールを狙う。藤枝との前回対戦では左サイドハーフで先発しており、今節もその経験を生かしたいという考えも示す。

 

「前回の藤枝戦ではクロスに入るときに合わないことがあった。そこの部分は試合後に良さん、元気さんたちと映像で一緒に振り返って分析した。クロスに入る選手は多くないといけないので、試合に出るチャンスがあればクロスに入っていくというところの反省をしっかり意識してやっていきたい」

 

その言葉の通り、今節はクロスボールに対してどれだけ人数を割いてゴール前で優位性を築けるかが、得点への大きなポイントになりそうだ。当日は風が強くなることも考えられるが、55.岡庭愁人を中心とするクロスの出し手の質と、山本駿亮、34.古川大悟などとの連係に期待が懸かる。

 

試合全体ではボール保持率の高い藤枝に効果的なプレッシャーを掛け続けるようにしたい。その点で思い出したいのが、2節前の北海道コンサドーレ札幌戦だ。0-1での苦杯を喫したものの、プレスが効いて相手のやりたいサッカーを封じた。黒星であるだけに“成功体験”と言うことはできないが、中山元気監督の古巣戦で大きな自信を掴み、中断前の徳島戦でもあと一歩の試合を展開した。

 

高い守備意識で前からプレスを掛け、攻撃では全員攻撃で厚みのあるフィニッシュシーンを作る――。そんなレノファらしさを古巣戦でも披露した中山監督のもとに、札幌サポーターから現役時代のフィギュアが届いた。中山監督は「勝ちたかったですが、札幌ドームでも名前が呼ばれた時には拍手をしてもらって、今でも応援してくれている人がいるのが本当にうれしかったです」と話し、原点回帰となった札幌戦をバネに、決意を新たにする。

「自分たちはいろいろな方々に支えてもらっている。それに応えるのが仕事です。本当にその期待に応えたいと思いますし、言うだけではなくて結果として出したい。そこを一戦一戦、しっかり追い求めてやっていきたいと思います。勝つことの大事さをみんなで意識し、自信を持ってピッチに立てるようにする。(藤枝戦も)本当に勝たないといけない試合なので、勝てるように準備をしていきます」

 

熱い思いを胸に臨む今回の藤枝戦。相手は前線の千葉寛汰とドリブラーの榎本啓吾が移籍したが、アタッカーでは名古屋ユース時代に17.田邉光平とともにプレーしている榊原杏太(背番号71)を補強した。

 

彼らに向かい合うレノファは、まずは前述のようにハイプレスを効かせて相手に気持ちよくサッカーをさせないようにしたい。また、ミドルゾーンやボトムサード(守備側3分の1)では、フォーメーション上のウィークになりやすい29.輪笠祐士の両脇や3バックの両脇のケアが無失点の鍵を握る。14.下堂竜聖が出場停止ではあるが、対人守備強度が上がってきている76.磯谷駿は次のように話して安定した守備を誓う。

「アンカーの脇は3バックの左右が出ないといけないので、その判断の精度を上げていかないといけない。そこに行かなかったら藤枝は簡単にターンして前を向いてくると思うので、前を向かせない距離を保ってやっていきたい。DFとしては周りの選手の位置を確認しながら、自分から率先して声を出して引っ張っていければと思う」

 

守備では磯谷など若手の活躍、攻撃では新戦力の躍動はもちろん、それに刺激を受けた既存戦力の奮起も楽しみな試合になる。気持ちを新たに中断明けのゲームに挑む中山監督の采配にも注目だ。さあ、勝負のリーグ戦が再開する。現地で、あるいはパブリックビューイングの会場から熱い声援を送り、中山体制での初白星を手にしよう!

選手コメント

前半はベンチにいることが多いので、相手のやり方をしっかり見て、ここで受けたらチャンスになるというのは確認しています。クロスは適当に上げていたら合わないですが、ゴール前に近ければ近いほどチャンスになるので、ボールをつなぎつつ、近い距離で上げられるように意識しています。

 

攻撃の部分では(シャドーで出ると)前にFWが2人いるので、できるだけ前にボールを入れられるようするということは考えています。攻撃は3-5-2だと厚みが出るので攻撃の部分でのやりやすさはあります。ディフェンスになったら後ろに5枚がいるので、集中していればそうやられることはないと思います。その分、今の形だと攻撃に集中できるというところは感じています。

 

藤枝は人にガツガツ来ると思うので、そこでできるスペースだったり、(スペースを使うための)コンビネーションだったり、そういうことが効いてくると思います。そこを意識して得点に絡んでいきたいです。勝点3がなかなか取れていないので、目の前の試合でどれだけ強い思いを持って戦えるか。チームは得点のところも取れていないので、最後の精度だったり、ゴール前に出て行く回数だったり、そういうところは一番の課題です。ゴールに絡むプレーは多くしていきたいです。

選手コメント

中断期間で個人としてはボールタッチのところだったり、ゴール前で落ち着いてプレーする部分だったりは意識しながらやってきました。ドリブルで一つ、二つ、はがしていくことはできている部分なので、そこは継続しながら、あとはチームを勝たせるためのゴールだとか、1点だけではなくて追加点を取ることだとかにこだわってやっていきたいです。

 

(新加入選手が増えて)FWはいろいろな選手がいるので、より自分の良さを出すということを常に感じながらやっています。自分でゴールを決めるのが一番ですが、今のチーム状況もあるので、自分がアシストをするということもチームのためになると思います。いろいろなFWがいるので、その人たちが自分のやるべきことをやれば、自ずと結果は付いてくると思います。

 

シャドーでプレーする時に、間でボールが来るとその前にスペースがあったりするので、そこから自分の特徴は活かせると思います。夏になっても体としては動けていて、コンディションはすごく良いと感じています。藤枝戦はこの形で決めるというよりは、どんな形でも良いのでゴールを決めたいと思います。

前節フォーメーション

前節ハイライト

前回対戦ハイライト

スタッツ

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