レノファ山口FC

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PREVIEW

内容を結果へと昇華させる重要なアウェイゲーム

個の力のある長崎に全員守備&全員攻撃で挑んでいこう!

 

レノファ山口FCは今週末、長崎市に新設された「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」に初めて乗り込み、V・ファーレン長崎と対戦する。山口からも多くのサポーターが訪れる試合は大いに盛り上がるだろう。心ひとつに戦い続けて、順位を上げていくための勝点3を掴み取ろう!

 

1週間の準備期間があった今週は、ジェイリースFC(九州リーグ)との練習試合や攻守両面を突き詰めるトレーニングメニューでリーグ戦に向けてチーム力を高めた。前節の仙台戦は2得点2失点で成果と課題が見えただけに、練習もやるべきことは明快。中山元気監督は次のように話して最善の準備を進める。

「守備の部分では安定感をどのように出すか。一発で背後を取られてはいけないし、簡単な失点をしないということが大事。最後まで守れるチャンスを増やすという意味では、自分たちの前でプレーさせることが必要になるので、もう一度みんなで共有してやっていく。(レノファの)攻撃では長崎は個で守れる選手もいるので得点するのは簡単ではないが、仙台からも良い形で2点を取れていて、狙って取れた得点だった。その再現性は高めていきたい」

 

対戦相手の長崎は高木琢也監督が再び指揮を執り、現在は2連勝中。鳥栖との九州ダービーだった前節は、マテウス ジェズス(背番号10)がクロスボールからのヘディングシュートと狙い澄ました左足のシュートで2得点を決め、2-1で勝利した。また7月の中断期間ではレアル・ソシエダとの親善試合が行われ、ドリブルでボックスまで入った笠柳翼(同33)の一撃でウノゼロの金星を挙げている。

 

夏の移籍ウインドーで選手の出入りがあり、増山朝陽がJ1町田、松澤海斗がベルギー・シントトロイデンへ移籍したが、左ウイングバックでは翁長聖(同50)が6年ぶりに長崎に戻り、中盤では鹿島でのプレー経験があるディエゴ ピトゥカ(同8)を補強。コンパクトな守備とどこからでも得点できる攻撃の両方を実現させる戦力を堅持する。

 

言うまでもなくレノファとしては相手FW陣に仕事をさせないことが最重要ポイントだ。3-4-2-1のフォーメーションを敷く長崎の最大のストロングは1トップ2シャドーにあり、少しでも余裕を与えると今季14得点のジェズスや最前線のフアンマ デルガド(同9)らが足を振る。もちろん後方から攻撃参加する山口蛍(同5)も脅威になる。

 

戦術的な注目はこうした相手の攻撃に対してレノファがどういう対応をするか。前節は中山監督が途中でボランチを2枚にして守備をテコ入れした。今節も仮にボランチを2枚にすると相手とのミスマッチが減るために守備では利点が出てくるが、攻撃での迫力は薄まる。痛し痒しではあるが、状況に応じたピッチ内外での機動力と対応力が重要で、全員の意思を合わせて組織守備を貫きたい。

「前節はワンアンカーの脇に出て迎撃しようとして大外から裏に走られる形になったが、ダブルボランチにすることで守備的な面では良くなったと思う。ただ、(ボランチが1枚でも)簡単に侵入されないようにオータ(山本桜大)、オカくん(岡庭愁人)とも話し合いながら改善している。長崎は一人で全部できる選手が多く、チームとしてどうやって抑えていくかということにフォーカスしていきたい」

 

3バックの左で先発が続く76.磯谷駿はそう語り、ボランチ枚数に関わらず安定した守備を目指す。もちろんレノファが先にスコアを動かせるのがベストだ。長崎の守備は手堅いものの、隙が全くないわけではない。レノファにとってはまずは高い位置で奪ってのショートカウンターが選択肢になり、守から攻への切り替えのスピードは重視したい。

 

ただ速攻が叶わなくてもサイドでは優位に戦える可能性がある。レノファのサイドアタッカーは顔ぶれが豊富で、前節は背後へも動き出せる38.末永透瑛と精度の高いクロスがある55.岡庭愁人が先発した。彼らのほかにも、上背があり味方との連係も高めてきている49.峰田祐哉、新戦力でドリブル突破の持ち味も備える36.西堂久俊などが候補に挙がる。どのような人選で、どのような攻撃を見せるのか、中山監督の攻撃戦術も楽しみだ。

 

長崎との前回対戦は2-2で勝点1を分け合う結果となった。レノファは仙台戦も打ち合いの結果、勝点1を掴むことになったが、今度こそは待望の勝点3を手中に入れなければならない。内容の良い試合はできている。あとは結果だ! 今節も現地ピースタやパブリックビューイングなどを通じて熱い声援を送り、輝く白星へと手を伸ばそう!

選手コメント

今は得点が取れている状況ですが、自分たち守備陣は失点をしてしまっている。最低でも1失点以内に抑えられれば、前のアタッカーたちが取ってくれると信じています。失点しないことにこだわり続けて、1点取られても複数失点をしない守備をすれば、勝利につながると思います。前線の役割に関係なく、後ろは後ろの役割をしっかりするだけだと思います。

 

前から取りに行きたいので、アンカーの脇が空いてくるということは思っていますし、ぽかっと空いてしまうこともありますが、それをプラスワンで守っていたら自分たちが攻撃に出られないです。後ろがどれだけ1対1で守れるか。一人がミスをしても、もう一人が見られるような守備範囲の広さも求められているところです。スペースはありますがどれだけ粘り強くやれるかだと思います。

 

長崎は非常に強力な選手がいますが、自分たちには良いチームワークがあります。一人がはがされても、もう一人が助ける。最後は体を張ってシュートブロックをする。小さいことの積み重ねですが、そういうことを徹底すれば、それが結果につながると思います。この長崎戦、本当に毎回言っていますが、自分たちはチームでぶつかっていければ勝機はあると思います。一人一人、みんながみんなのカバーをする総力戦になると思います。

選手コメント

仙台戦は守備の面で自分としても足りない部分があって、マークを外してしまったことは悔しいです。監督の意図としても攻撃面での攻撃参加だったり、湧き上がって出て行くということは求められていると思いますが、攻撃参加もなかなかできず、守備の面でもチームを劣勢に立たせてしまうプレーが多かったので、そこは反省して修正していきます。

 

長崎戦はまずはチームとして結果を求めていかないといけないです。自分としても仙台戦は自分のマークのところで失点に絡んでしまったので、長崎戦では自分のプレー面でチームに貢献できるようにしたいです。そういう中で長崎は個で打開してくる選手が何人もいるチームですので、僕たちは組織で戦えるように頑張っていきたいと思います。

 

攻撃になると前を向いたらまずは背後を狙いたいというところはありますが、シャドーはカズヤくん(野寄和哉選手)とか組み立てていくのが得意な選手が入っているので、どんどんボールを引き出して、良い攻撃にしていきたいと思います。相手は外国人選手が多い分、守備ではちょっとした隙は出てくると思います。そういうところは突いていきたいです。

前節フォーメーション

前節ハイライト

前回対戦ハイライト

スタッツ

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