

レノファ山口FCは今節、沖縄県の沖縄県総合運動公園陸上競技場でFC琉球と対戦する。前節を2-0で快勝した勢いのまま、2連勝を掴み取りたい試合だ。
琉球との対戦は4年ぶり。通算の対戦成績はレノファの6勝1分4敗で、2022年9月の前回対戦ではレノファが1-0で勝利した。決勝点を決めたのは佐藤謙介さん。右のコーナーキックの流れから10.池上丈二がグラウンダーのクロスボールを入れ、右隅へと振り抜いた一撃が勝利を呼び込んだ。レノファが主導権を握れた試合でもあり、メンバーは大きく入れ替わっているが、再び熱い試合を期待したい。
その前回対戦で試合終盤にレノファのユニフォームを着てピッチに立った選手が、今回の試合で最も気をつけないといけない選手になる。それが高木大輔(背番号89)だ。高木は2018年と19年、そして21年から23年までレノファでプレーした。貪欲にゴールに向かう姿勢を貫き、高い位置からのプレスも献身的に行う熱いプレーヤーだ。2024年から琉球に活躍の場を移し、積極性のあるプレースタイルで攻撃の一翼を担う。
高木は今季は第2節から試合に出ており、前節はシャドーの位置で先発した。琉球はレノファと同じ3-4-2-1のフォーメーションを組んでおり、高木を含む前線の顔ぶれはシュートに直結する動きをする。ボールが収まる上野瑶介(背番号18)を起点に、高木や石浦大雅(同11)が背後を狙う。レノファとしては隙を見せない守備が重要で、3.大岩一貴や5.喜岡佳太は高木に背中を取られないようにリスク管理しながら動きたい。
もっともレノファがボールを持てる展開にできれば、守備に回る時間は短くなる。当たり前のことだが、ボールを握ることと、シュートまで完結することを大事にして試合を進めたい。

注目はボールの動かし方だ。前節の鳥栖戦は19.山本駿亮と34.古川大悟が高い位置を取りつつ、ボランチもできる7.三沢直人と17.田邉光平が内側で何度もボールに触れてリズムを作り出した。40.成岡輝瑠も前向きにプレーでき、主導権を握る試合となった。
ただ、琉球は高木がそうであるように前からのプレスが鋭い。レノファは前節以上に相手のプレッシャーに負けない動かし方が必要になる。山口に比べて10度ほど気温が高いという天候の違いもあり、ボールを握れる時間帯に果敢に攻めていくのか、落ち着いてボールを持っておくのかといった判断の意思統一も重要になりそうだ。

DAZNで試合観戦する場合は、ボール支配率が相手よりも上回り、シュート数もそれに比例して多いと良い試合運びができているというバロメーターになる。また、ハーフタイム中に表示される選手の平均ポジションも指標になる。バランスの良い立ち位置を取れていれば、レノファが主導権を握れている証左。いろいろなデータを参考に、試合を楽しみたい。
琉球戦の翌日は、プレナスなでしこリーグ2部に昇格したレノファ山口FCレディースが維新百年記念公園ラグビー・サッカー場での開幕戦を迎える。対戦相手は2024年まで同リーグ1部に所属し、昨季も2部4位に入った強豪のバニーズ群馬FCホワイトスター。多くの新戦力を迎えたレノファレディースにとって、開幕戦ながら現在地が見えてくる絶好の試合になる。
レディースを率いる赤嶺将太監督は今週のRENOFANISTAで「チームとしてやりたいことにこだわって徹底的にやる。アグレッシブに自分たちからアクションを起こして相手ゴールに迫ることを大事にしたい」と意気込みを語っている。昇格に大きな役割を果たした中盤の10.田中陽子、開幕前のトレーニングマッチから得点を積み重ねている9.新井優紀などをはじめ、各選手たちが繰り出す熱いサッカーに期待が懸かる。
この週末は男子トップチームが沖縄県に乗り込んで4年ぶりの対戦となる相手からの2連勝を目指し、レディースも開幕戦での勝利を狙う熱戦必至の2日間となる。選手たちが躍動するフィールドに声援を届け、2日連続で勝点3を手にしよう!

(守備陣との連係は)お互いにしゃべって助け合いながら、良い関係でできればと思っていますし、今もそれはできていると思います。大きく蹴れば押し込めますし、ラインが上がりますが、そのときはキーパーとの距離感がすごく大事になると思っています。攻撃に出た時はリスク管理だったり、ボールの失い方だったり、そこはしっかり見ながら、勢いと冷静さを持ってやらないといけないと思っています。
沖縄にはキャンプでけっこう行っていますが、琉球とは個人的には初めての対戦になるので、自分としてはすごく楽しみです。(同じシステムの相手なので)とにかく目の前の相手に負けないことが大事になると思います。
(攻撃参加する3バックとの連係は)キャラクターによっての違いはあります。上がっていくことが上手な選手なのか、つなぎ役になるのが上手な選手なのか、選手によってのバランスもあると思います。誰が入るからどうなるというのはそんなに気にしてはいないですが、うまくやっていければと思います。
琉球との対戦は1回もなく、サッカーで沖縄に行ったこともないので、気候の部分では分からない部分があります。その分、いろいろな想定をしてピッチ内外での準備をして臨みたいです。(高木大輔選手は)ダイナミックなプレーをする選手ですし、思い切ったプレーをしてくるので、そこには気をつけたいです。チームとしては前節同様に自分たちが何をどう表現するかに重点を置き、連勝だけを目指して、みんなでやっていきたいと思います。
前節フォーメーション
前節ハイライト
前回対戦ハイライト
スタッツ
INFORMATION
●3月ホームゲームチケット発売中
●4月ホームゲームチケット発売中